仮本陣芦谷家 |
全国の歴史的(遺跡・遺構・遺物・建造物)>仮本陣芦谷家 |
仮本陣芦谷家 |
|
|
名 称 | ・旧仮本陣芦谷家 |
読み方 | ・キュウカリホンジンアシヤケ |
場 所 | ・栃木県宇都宮市雀の宮3丁目 |
備 考 |
仮本陣芦谷家:由来・歴史・概要
・芦谷家は寛政5年以降、日光街道の宿場町である雀宮宿の問屋と雀宮村の名主を歴任した家柄で、当主は代々治左衛門を名乗りました。
当時の治左衛門は田畑屋敷が45石余を所有し旅籠屋を経営し、天保14年に行われた将軍家の日光参拝には大変な苦労があった事が記録されています。 芦谷家は雀宮村の名主でもあった事から村に所属する農民達の年貢の割り当てや徴収、宗門開帳作成等の村の業務をこなしていた事から承応3年に記録された「宇都宮領雀宮村御縄帳」や寛文11年に記録された「同新田御縄帳」、その他にも「年貢割付状」、「皆済目録」、「人別帳」等、貴重な資料を所有しています。 明治14年に行われた明治天皇の東北巡幸の際には休息所として利用されています。 現在の主屋は嘉永元年に建てられた建物で、木造平屋建て、寄棟、桟瓦葺き、平入、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、芦谷家は仮本陣として本陣と脇本陣を補助する役割を持っていた事から式台付の玄関や上段の間、表門(高麗門)を設ける等、身分の高い人物が宿泊や休息で利用出来るような格式が備わっていました。 旧芦谷家仮本陣・旧芦谷家仮本陣門(高麗門)は雀宮宿の面影を伝える唯一の遺構として貴重な事から令和元年に宇都宮市認定建造物に認定されています。 栃木県:歴史的建造物・再生リスト
|
仮本陣芦谷家:付近地図 |
MapFanで大きな地図を見る |
・栃木県の鳥居・探勝のリンク ・植下赤城神社・天明宿星宮神社・乙女八幡宮・白鷺神社・神明神社・雄琴神社・今市本宮瀧尾神社 |
・栃木県の歴史的:遺跡・遺構・遺物・建造物のリンク ・清巌寺・松本家住宅・宇都宮神社・報恩寺・満願寺・妙伝寺・高宗寺・仮本陣芦谷家・西堀酒造 |
※リンクは自由ですが、文章や画像のコピーは禁止しています。何かありましたらメールしてください。 ※プライバシーポリシーはこちらです。 |