渡部家住宅：由来・歴史・概要
・渡部家住宅主屋は明治時代に建てられた建物で、木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き（旧茅葺）、平入、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、建築面積１９３㎡。
渡部家住宅土蔵は明治時代に建てられた建物で、土蔵造り２階建て、切妻、セメント瓦葺き、置屋根、妻入り、外壁は白漆喰仕上げ、腰壁は海鼠壁、建築面積４５㎡。
渡部家住宅籾蔵は明治時代に建てられた建物で、木造平屋建て、切妻、鉄板葺き、置屋根、妻入り、外壁は真壁造り板張り、建築面積１０㎡。
渡部家住宅馬小屋は昭和初期に建てられた建物で、木造２階建て、切妻、セメント瓦葺き、平入、外壁は平面が真壁造り白漆喰仕上げ、妻面が板張り、当初は１階が厩、２階を飼料置場として利用、建築面積９６㎡。
渡部家住宅薬医門及び塀は明治時代に建てられた建物で、門は切妻、桟瓦葺き、一間一戸、薬医門形式、間口２．４ｍ。塀は木造、縦板張り、鉄板葺き、総延長３８ｍ。
渡部家住宅主屋、土蔵、籾蔵、馬小屋、薬医門及び塀は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」との登録基準を満たしている事から令和３年（２０２１）に国登録有形文化財に登録されています。
福島県：歴史的建造物・再生リスト