往来神社の鳥居

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往来神社
往来神社
往来神社
往来神社
名 称 ・往来神社の鳥居
読み方 ・ゆききじんじゃのとりい
祭 神 ・八衢比古神、八衢比賣神、久那斗神
場 所 ・岡山県岡山市東区宍甘
建築年 ・延徳2年=1490年
種 類 ・明神鳥居
材 質 ・石製(角礫質凝灰岩:豊島石)
形 状 ・総高276cm、柱直径基部37cm、柱間216cm、貫長194cm
・右側の柱に「延徳二年庚戌閏八月吉日」の銘
・左側の柱に「大願主当村七郎兵衛」の銘
製作者 ・−
奉納者 ・宍甘村の七郎兵衛
文化財 ・岡山県指定文化財
評 価 ★★★★★★★★☆☆
感 想 ・制作年が明確な豊島石製の鳥居としては岡山県第三位の古さを誇ります。東日本に見られるような無骨さは見られませんが、柱も太く重厚な鳥居です。
備 考
往来神社:由来・歴史・概要
・往来神社は備前国神名帳総社本に正3位往來明神又は正3位往來大明神と記載されている古社で、備前国式内外古社128社の1社です。

境内には古墳が数基あり、鎌倉時代の土器も多く発見されている事から古くから聖地として信仰の対象になっていた可能性があります。

その後は宍甘、宿の井寺、矢津の口矢津の氏神として奉斎され、特に女の神様として村内外から女性が数多く参拝に訪れてきたそうです。

現在の社殿は昭和23年の火災で焼失後に再建された建物で、木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、平入、桁行3間、正面1間切妻向拝付。

元侯爵池田家が所有する「御国中神社縁起棟札之写」によると文化2年、文政10年に奉納された石灯籠と上道郡宍甘村正八幡宮棟札、正保3年の鳥居(年号延徳2年)があったとされます。

祭神は八衢比古神、八衢比賣神、久那斗神。

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