大浦神社の鳥居

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大浦神社
大浦神社
大浦神社
大浦神社
大浦神社
大浦神社
名 称 ・大浦神社の鳥居
読み方 ・おおうらじんじゃのとりい
祭 神 ・応神天皇、仲哀天皇、神功皇后
場 所 ・岡山県浅口市寄島町
建築年 ・昭和2年=1927年
種 類 ・明神鳥居
材 質 ・石造(花崗石:北木島産)
形 状 ・高さ6.5m、柱間4.5m、円柱足元径60cm
製作者 ・−
奉納者 ・−
文化財 ・国登録有形文化財
評 価 ★★★★★★☆☆☆☆
感 想 ・−
備 考
大浦神社:由来・歴史・概要
・大浦神社は神功皇后が三韓征伐を完遂し、都の帰途の折、吉備国の寄島(現在の三郎島)を訪れ天神地祇の御霊を勧請し奉斎したのが始まりと伝えられています。

長徳2年(997)、安倍晴明が寄島を訪れた際、当地の氏神として応神天皇と仲哀天皇、神功皇后の三柱の御霊を勧請合祀しています。

その後は歴代領主や領民達から崇敬庇護され、永禄2年(1559)には鴨山城の城主細川下野守通董が三郎島から現在地に遷座しています。

江戸時代に入ると岡山新田藩(岡山藩の支藩:明治元年に鴨方藩に改称)の藩主である池田家が崇敬庇護しています。

明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏教色が一掃され、明治2年に社号を「八幡宮」から「大浦神社」に改め郷社に列格しています。

本殿は昭和2年(1927)に再建された建物で、三間社入母屋造り、銅板葺き、正面千鳥破風、桁行3間、梁間3間、正面1間軒唐破風向拝付、外壁は真壁造り板張り、三方縁側高欄付、左右脇障子付。

祝詞殿、幣殿及び拝殿は宝暦11年(1761)の火災で焼失後に再建され昭和2年(1927)に大改修された建物で、拝殿は木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、正面千鳥破風、正面1間唐破風向拝付、桁行6間、梁間3間、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ。

大浦神社本殿(造形の規範となっているもの)、祝詞殿、幣殿及び拝殿(国土の歴史的景観に寄与しているもの)、鳥居(国土の歴史的景観に寄与しているもの)は国登録有形文化財に登録されています。

毎年10月第一日曜日に開催される秋季例大祭で奉納する競馬十二懸神事は古式を伝える神事として貴重な事から浅口市指定無形民俗文化財に指定されています。

大浦神社:動画

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