日吉神社の鳥居

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日吉神社
日吉神社
日吉神社
日吉神社
日吉神社
日吉神社
日吉神社
日吉神社
名 称 ・日吉神社の鳥居
読み方 ・ひよりじんじゃのとりい
祭 神 ・大山咋大神和魂、大己貴大神、田心姫大神、白山比賣大神、大山咋大神荒魂、鴨玉依姫大神和魂、鴨玉依姫大神荒魂
場 所 ・兵庫県加西市池上町・和泉町
建築年 ・元和6年=1620年
種 類 ・明神鳥居
材 質 ・石製(凝灰岩)
形 状 ・高さ4m
製作者 ・−
奉納者 ・氏子
文化財 ・兵庫県指定文化財
評 価 ★★★★★★★★☆☆
感 想 ・何となく違和感の感じる鳥居と思ったら、形状は神明鳥居なのに明確な笠木が無く島木の上部が笠木状に加工されています。つまり、島木全体が緩やかな曲線を描く、珍しいスタイルです。
備 考
日吉神社:由来・歴史・概要
・日吉神社が何時頃開創されたのかは判りませんが、当初は現在奥宮が鎮座している鎌倉山を御神体とする自然崇拝が信仰の源とされます。

奈良時代頃に近江国日吉大社から御霊が勧請され、神社としての体裁が整えられています。

格式も高く延喜式神名帳に式内社として記載されている「山陽道神 播磨国 賀茂郡 崇健神社」の論社です。

明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏教色が一掃され、郷社に列格しています。

嘉永4年に社殿を改築された際、背後の山裾から平安時代から室町時代にかけての御正躰群が出土し、その出土品である御神像・懸仏・懸鏡は貴重な事から兵庫県指定文化財に指定されています。

本殿は安政3年に造営された建物で、七間社流造、銅板葺き、正面1間向拝付、外壁は真壁造り板張り、三方浜縁、高欄、脇障子付。

拝殿は文化2年に造営された建物で、木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、平入、桁行7間、梁間3間、外壁は柱のみの吹き放し。

幣殿は拝殿と同時期に造営された建物で、両下造、桟瓦葺き、間口2間、奥行3間。

随身門は19世紀中頃に造営された建物で、入母屋、本瓦葺き、三間一戸、八脚単層門、桁行3間、梁間2間、外壁は真壁造り板張り。

日吉神社の建造物群4棟(本殿・拝殿・幣殿・随身門)は貴重な事から加西市指定文化財に指定されています。

祭神は大山咋大神和魂、大己貴大神、田心姫大神、白山比賣大神、大山咋大神荒魂、鴨玉依姫大神和魂、鴨玉依姫大神荒魂

参考:鳥居・探勝:兵庫県編

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