市殿神社の鳥居

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市殿神社
市殿神社
市殿神社
市殿神社
名 称 ・市殿神社の鳥居
読み方 ・いちどのじんじゃのとりい
祭 神 ・妙徳夫人(山祇姫命とも)
場 所 ・滋賀県大津市坂本坂本6丁目
建築年 ・嘉永7年=1854年
種 類 ・明神鳥居
材 質 ・石造
形 状 ・−
製作者 ・−
奉納者 ・−
文化財 ・伝統的建造物(工作物)
評 価 ★★★★★☆☆☆☆☆
感 想 ・鳥居は左程大きくはありませんが、江戸時代後期に制作され町並み景観に寄与している事から貴重とされます。
備 考
市殿神社:由来・歴史・概要
・市殿神社は伝教大師最澄の生母である妙徳夫人を祀る神社です。

伝承によると弘仁8年に最澄大師の生母である妙徳夫人が死去、翌、弘仁9年には京都山ノ内(兄である正雄宅)で慈覚大師円仁等を招いて妙徳夫人の一周忌が行われ、その後、智証大師円珍が比叡山花摘峯に御霊を祀ったのが始まりと伝えられています。

社号の「市殿」は神に仕える女性(巫女や神楽巫女)を意味する言葉ですが、妙徳が神に仕えたかどうかは不詳とされます。

創建年は不詳ですが、室町時代の記録に残されている事から、少なくとも室町時代には既に奉斎されていた事が判っています。

慶応4年に最澄の生誕地とされる生源寺の裏手である現在地に遷座しています。

境内地が国から大津市坂本伝統的建造物群保存地区に選定されると本殿が伝建特定の建造物、鳥居と燈籠(2基)が伝建特定の石造物、マツ(1株)が伝建特定の環境に選定されています。

市殿神社:付近地図
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