井口天神社の鳥居

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井口天神社
井口天神社
井口天神社
井口天神社
井口天神社
名 称 ・井口天神社の鳥居
読み方 ・いくちてんじんじゃのとりい
祭 神 ・祭神:罔象比賣神・配祀神:菅原道真公
場 所 ・滋賀県栗東市辻
建築年 ・元禄7年=1694年
種 類 ・明神鳥居
材 質 ・鋳銅製
形 状 ・−
製作者 ・−
大願主 ・田中七右衛門尉藤原重次(釜七)・太田近江大椽藤原正次(釜六)
奉納者 ・鋳物師と辻の住民等
文化財 ・栗東市指定文化財
評 価 ★★★★★★★☆☆☆
感 想 ・フォルムは秀麗で、鋳銅製か?柱が3本で繋ぎ合わせているみたいです。柱の基礎にあたる亀腹の花の意匠が職人の技術の高さが窺えます。
備 考
井口天神社:由来・歴史・概要
・井口天神社は寛治6年に久保郷高野荘の領主である出庭介橘宣幸が野洲川から当地に水を引いた水路の守護神として罔象比売神を勧請し開創したと伝わる神社です。

永正3年に宣幸から15世孫に当たる久保石見守義俊が更に10ヵ村に水路を広げた際に日頃から信仰していた菅原道真の御霊を勧請合祀しています。

明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏教色が一掃され明治9年に村社に列格し、大正15年に神饌幣帛料供進社に指定されています。

境内がある辻村は多くの鋳物師を輩出し、当社は彼らの心の拠り所でもあり鋳銅製の明神鳥居の他、享保16年には太田六右衛門が鉄湯釜を寄進し、宝暦13年には田中七右衛門が願主となり鉄湯釜を寄進しています。

本殿は一間社流造、銅板葺き、正面1間向拝付、三方浜縁、高欄、脇障子付。

主祭神は罔象比賣神、配祀神は菅原道真公。

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