小坂家住宅:由来・歴史・概要
・小坂家は当地を代表するような豪農で、江戸時代には名主を歴任し、当地の水を管理する堰守等の上役を担っていました。
小坂家住宅主屋は江戸時代後期に建てられた建物で、木造平屋建て、寄棟、越屋根付、茅葺、平入、外壁は真壁造り土壁鏝押え、建築面積226u。
米蔵は安政2年(1855)に建てられた建物で、土蔵造平屋一部2階建、切妻、置き屋根形式、桟瓦葺き、建築面積45u。
味噌蔵は明治時代に建てられた建物で、土蔵造2階建、切妻、桟瓦葺き、建築面積33u。
長屋門は明治時代に建てられた建物で、木造2階建て、桟瓦葺き、外壁は真壁造り土壁鏝押え、腰壁は下見板張り、建築面積127u。
土塀は明治時代に建てられたもので、木造、桟瓦葺、延長58m。
裏倉庫は明治時代に建てられた建物で、土蔵造2階建、切妻、置屋根形式、桟瓦葺き、外壁は土壁鏝押え、腰壁は下見板張り、建築面積38u。
農機具庫は明治時代に建てられた建物で、土蔵造平屋一部2階建、切妻、置き屋根形式、桟瓦葺き、外壁は土壁鏝押え、腰壁は下見板張り、建築面積46u。
裏門は明治時代に建てられた建物で、切妻、一間一戸、桟瓦葺き、腕木門形式、間口3.6m。
小坂家住宅主屋、米蔵、味噌蔵、長屋門、土壁、裏倉庫、農機具庫、裏門は貴重な事から国登録有形文化財に登録されています。
長野県:歴史的建造物・再生リスト
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