小比叡神社の鳥居 |
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小比叡神社 |
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名 称 | ・小比叡神社の鳥居 |
読み方 | ・こびえいじんじゃのとりい |
祭 神 | ・主祭神:大己貴命・合祀:菅原道真公、白山毘当ス |
場 所 | ・新潟県佐渡市小比叡 |
建築年 | ・慶長13年=1608年 |
種 類 | ・中山鳥居 |
材 質 | ・石製 |
形 状 | ・− |
製作者 | ・− |
奉納者 | ・大久保石見守長安(佐渡代官)・大久保山城守安政 |
文化財 | ・国指定重要文化財 |
評 価 | ・★★★★★★★★★☆ |
感 想 | ・中山鳥居の特徴である貫が両方の柱から外側に突き出ていないところが見られる一方、島木と柱の繋ぎ目に座を設け台輪鳥居の特徴も兼ね備えています。 柱の角度(ころび)はややきつく、亀腹は積雪を考慮してか、鳥居の規模に比べると大きくて見た目ではバランスを崩しています。 鳥居からは拝殿の茅葺屋根が垣間見え、素朴な地方の神社の一シーンを見る事が出来ます。 又、中山鳥居の形式としては日本海側最北とされるそうです。 |
備 考 |
小比叡神社:由来・歴史・概要
・小比叡神社は大同年間に蓮華峰寺の鎮守社(山王大権現)として開創された神社です。
康永4年には北野天満宮から菅原道真の御霊を勧請合祀、承応元年には兵火により蓮華峰寺の多くの堂宇が焼失しましたが当社は奇跡的に免れています。 江戸時代に入ると初代佐渡奉行大久保石見守長安と弟の大久保山城守安政が帰依し慶長13年(1608)に石鳥居を奉納しています。 明治時代初頭に発令された神仏分離令により蓮華峰寺とは分離し明治7年以降に社号を山王大権現から小比叡神社に改めています。 本殿は寛永17年に造営された建物で、三間社流造、こけら葺、国指定重要文化財に指定されています。拝殿は江戸時代初期に造営された建物で、木造平屋建て、寄棟、茅葺、平入、桁行3間、梁間2間、新潟県指定文化財に指定されています。 例祭で奉納されている「小比叡神社田遊び神事」は古式を伝える神事として貴重な事から佐渡市指定無形民俗文化財に指定されています。 祭神は大己貴命、菅原道真公、白山毘当ス。
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小比叡神社:付近地図 |
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