近津神社(中宮)の鳥居

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近津神社(中宮)
近津神社(中宮)
近津神社(中宮)
近津神社(中宮)
名 称 ・近津神社(中宮)の鳥居
読み方 ・ちかつじんじゃのとりい
祭 神 ・級長津彦命、面足尊、惶根尊
場 所 ・茨城県久慈郡大子町町付
建築年 ・寛永11年=1634年
種 類 ・明神鳥居
材 質 ・御影石(花崗岩)
形 状 ・高さ:29m・笠木の長さ:34m東西柱間:23m
製作者 ・−
奉納者 ・水戸藩初代藩主徳川頼房
文化財 ・大子町指定文化財
評 価 ★★★★★★★☆☆☆
感 想 ・柱の転びがややきつく、笠木と島木は柱間が水平で、その外側が反り上がっています。柱が太く力強さを感じます。
備 考
近津神社:由来・歴史・概要
・近津神社(中宮)は、慶長7年に領主だった佐竹氏が久保田藩(現在の秋田県)に移封となり、水戸藩が成立後間もない頃に下野宮に鎮座していた近津神社から御霊を勧請し開創した神社です。

寛永11年に、初代藩主徳川頼房から鳥居が奉納する等、水戸藩主から崇敬庇護され近津三明神の一社に数えられました。

大晦日の夜から元旦の朝にかけて上野宮・中野宮・下野宮の三社に巡拝する風習があり、三社参りとも云われました。

明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏教色が一掃され、明治5年に旧郷社に列格しました。

西柱には「大旦那源朝臣中納言頼房公」の銘があり、造立年と奉納者が明確で資料的な価値が高い鳥居です。

拝殿は木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、平入、桁行3間、正面1間軒唐破風向拝付、向拝懸魚には鳳凰、向拝蟇股には龍、木鼻には獅子の彫刻が施されています。本殿は一間社神明造、銅板葺き、外壁は真壁造り板張り。随身門は切妻、銅板葺き、三間一戸。

祭神は級長津彦命・面足尊・惶根尊。境内社は天満宮、稲荷神社、貴船神社。

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