聖神社

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聖神社
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場 所 ・埼玉県秩父市黒谷
備 考
聖神社:由来・歴史・概要
・聖神社は武蔵国秩父郡から国産の銅が発見された際、金属を司る神である金山彦命の御霊を勧請したのが始まりと伝えられています。

慶雲5年(708)1月11日、この知らせを聞いた郡司は、産出された銅の一部を朝廷に献上すると元明天皇は大変お喜びになり、年号を「慶雲」から「和銅」に改元しています。

和銅元年(708)2月11日に朝廷は和同開珎を鋳造する事となり、その催鋳銭司には多治比三宅麻呂が任命されて当地に派遣されると盛大な祝典が開かれています。

和銅元年(708)2月13日に銅が発見された地から現在地に金山彦命の御霊を遷座し社には産出された13個の銅の塊と元明天皇から下賜された銅製の蜈蚣(百足)雌雄一対が御神宝として納められています。

さらに、養老6年(722年)11月13日には元明天皇の御霊(元明金命)も勧請合祀され社号を「父母惣社」に改めたとされます。

元和9年(1623)には甲斐国(現在の山梨県)出身の弾正と勘解由が当社を参拝した際、仕えるようになり、文化元年(1804)には寺社奉行の直支配社として御免許を受けています。

明治時代初頭に発令された神仏分離令を経て村社に列格し神饌幣帛料供進神社に指定されています。

現在の社殿は今宮神社から移築された建物で、拝殿は木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、平入、桁行3間、梁間3間、正面1間向拝付、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ木部弁柄色、左右脇障子付、三方縁側高欄付。

本殿は宝永6年〜7年(1709〜1710年)に建てられた建物で、一間社流造、銅板葺き、外壁は真壁造り木部弁柄色、細部には精緻な彫刻、棟梁は大宮郷(現在の秩父市)出身の大曽根与兵衛が担当しています。

聖神社社殿は貴重な事から昭和40年(1965)に秩父市指定文化財に指定されています。

聖神社が所有する蕨手刀1口(附足金物2点)は市内にある秩父市立原谷小学校の敷地内にあった円墳から出土したもので、7世紀から8世紀頃制作、全長44.8cm、刀身32.6cm、貴重な事から昭和62年(1908)に埼玉県指定文化財に指定されています。

例祭で奉納される黒谷の獅子舞は元禄年間(1688〜1704年)に左甚五郎が彫刻したと伝わる竜頭を模した獅子頭を制作し、大畑伊左ヱ門が三河国岡崎(現在の愛知県岡崎市)から名人を招いて岡崎下妻流の舞を伝授されたものです。

文政年間(1818〜1831年)に当地域で旱魃が発生した際、当時の秩父代官の依頼で現在の秩父神社で黒谷の獅子舞を奉納し雨乞いの祈願をしたところ、急に雨雲が立ち込め大雨が降り出した事から「雨乞い簓」と呼ばれるようになったと伝えられています。

黒谷の獅子舞は貴重な事から昭和32年(1957)に秩父市指定無形民俗文化財に指定されています。

現在は由緒に因んで「銭神様」と呼ばれ、金運に御利益があるとして信仰の対象となり多くの参拝者が訪れています。

又、境内から数百m先には和銅採掘露天掘跡地があり名称「和銅採掘遺跡」として昭和36年(1961)に埼玉県指定旧跡に指定されています。

聖神社(埼玉県秩父市黒谷):動画

聖神社:付近地図

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