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花蔵院:由来・歴史・概要
・花蔵院は永禄年間に開創されたと伝わる新義真言宗豊山派の寺院です。
古くから神仏習合し西金野井香取神社の別当寺院として祭祀を司ってきたものの、明治時代初頭に発令された神仏分離令により、形式上は香取神社とは離れています。
香取神社が何時頃開創されたのかは判りませんが「徳治元年」銘の棟札が残されている事から少なくとも鎌倉時代末期頃には既に当地に鎮座していたと推定される神社で、戦国時代には小田原北条氏、天正19年には関東に入封した徳川家康の庇護を受けています。
当初は江戸川の河川敷に境内を構えていましたが、度重なる江戸川の改修工事により大正4年(1915)と昭和27年(1952)と移転を繰り返しています。
本堂は木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、平入、正面1間向拝付、外壁は真壁造り白漆喰下げ、桁行6間、梁間5間、正面左右花頭窓付き、内部の内陣には本尊となる不動明王が安置されています。
山門は江戸時代中期頃に建てられたと推定される建物で、切妻、桟瓦葺き、一間一戸、四脚門形式、木鼻には獅子等の精緻な彫刻が施され、当初は極彩色に彩られた豪華な造りだったようです。
花蔵院山門は貴重な事から昭和30年11月1日に埼玉県指定有形文化財に指定されています。
花蔵院(埼玉県春日部市西金野井):動画
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